♡結婚前に話し合うべき価値観
2024年01月20日 13:56
価値観が合う?合わない?・・結婚前に話し合っておきたい3つの事
夫婦の関係が悪くなってしまう原因として「価値観が合わない」という言葉を聞きますよね。
確かにお互いが思い描く結婚生活のイメージや考えが大きく異なるとトラブルやストレスになり、それが離婚の原因となる事も有ります。
だからこそ、私たち結婚相談所のカウンセラーは交際に進んだ会員さんに「結婚への価値観を確認してすり合わせていきましょう」とアドバイスします。
20代後半までは「大好き!!結婚しよう!!」といった気持ちの勢いで結婚したカップルも多いですが、
30代から、特に婚活でお相手を探している方は「価値観が合う・合わない」は重要視するところだと思います。
では「価値観っていったい何なのか?」「結婚前にこれは話合っておきたい3つの事」
を価値観が合わない事で離婚実例も一緒にお伝えしていきます。
価値観って何なのか?
価値観を言葉で説明するとこのようになります。
「価値観」・・個人が物事や人生に対して重視する基準や信念の事。
つまり何が正しいか望ましいかの判断基準ですが、生まれ育った環境や経験でそれぞれ異なります。
例えば信仰や成功(何が人生の成功か?)、社会正義(世の中の正義とは?)のような大きなものから身近な趣味趣向に関してまで、それぞれ違う基準があるのです。
結婚生活の価値観で言えば、生活スタイル、金銭感覚、子育て、親戚家族との関係性、趣味や時間の使い方、など生活に直結する身近なものがあげられます。
出会ったお相手と全てが合う事などまずありません。
ですが、お付き合いの間にすり合わせていく事は十分出来ます。
先にお伝えしておきますが、価値観がしっかり合うまで結婚してはダメという事では有りません。
結婚生活で大切な事はお互いを信頼してコミュニケーションを取っていけるかです。
すり合わせたつもりでも、違うかも?と感じる面が必ず出てきますし、長い結婚生活が予想した通りにいく事はまずありません。そんな時にまた合わせていけるかどうかです。
結婚前の価値観を合わせていく話し合いは、結婚後にお互いの考えがぶつかった時に、一緒に解決していけるのかを見極めるものでもあります。
生活スタイル
どこに暮らし、時間をどのように使うか、
同棲をしていなければ、結婚生活を送るスタートとして大きな変化は2人またはどちらかの住む場所が変わる事でしょう。
生活の基盤である自宅はどちらかだけの都合では無く、二人がストレスを感じず暮らしていけるよう場所や環境について話し合っておくべきですね。
次に時間をどう使うか?
平日は時間を気にせず外食、休みは自分の趣味に使いたい、独身のような暮らしをそのまま結婚生活に持ち込む事はまず難しいでしょう。
高収入な分、仕事が忙しい男性と結婚した女性は、パートをしつつ主婦業をメインにしていましたが、たまの休日も旦那さんはストレス解消の為の趣味で一日中帰ってこない生活、2年持たずに離婚になりました。
女性が休みを一緒に過ごしたい旨を伝えても、男性は「家族の為に働いてるのに休みくらい好きにさせて欲しい、平日の夜は一緒にいるでしょう?」という価値観のままの平行線でした。
結婚生活での価値観で、よっぽど偏りが無い限りどちらが一方的に正しいとはありません。
お互いの価値観が違っていてもOKという考えを持ち、合わせていかないといけない問題に直面した時に相手の価値観に歩み寄れるかです
価値観が近ければ歩み寄りも楽ですので、私たちは近いお相手をお勧めしますが、遠い場合でもお互いの努力次第で良い関係を保てると考えます。
今まで違う生活を送ってきたのですから、合わなくてもお互い問題ないと思える部分は無理に合わせないというバランスも取っていけると良いですね。
お金
生活に直結するお金は使い方や共有の仕方を話し合っておく事です。
相手が沢山の生活費を出してくれるからOK!ではありません。
お金は夫婦関係のパワーバランスの歪みを作るもとになります。
こちらも実例ですが、結婚前から気前も良く、結婚後も生活に何一つ不自由していない女性ですが、長年ご主人のモラハラを受けていました。
本人も「彼の機嫌が悪い時の口調は普通じゃない」と分かっていても、どこかで「こんな生活させてくれるんだもの・・どこの家庭でも同じような我慢はあるわよね・・」軽いモラハラ程度と認識し受け入れている生活が10年以上続きました。
ある時、自分が受けているモラハラは異常であり精神的DVだと認識できた事で、目が覚めたように離婚を決意しました。
逆も有ります。共働きで奥様の方が収入が高く交友関係も広い為に「旦那は子守り係」という気分で奥様が家を空けて自由に遊びまわっているご家庭も・・
家計の何を分担するも大切ですが、お金を多く出す=家庭内での立場が上、にならないように話し合っておきましょう。
子供
男女ともに「子供が欲しい」は結婚の大きな理由です。特に男性は結婚を真剣に考えるタイミングにもなっています。
欲しい、欲しくないの大きな希望や、万が一不妊治療をしなければ授からない可能性が出た時にどうするか?
すぐに決断が難しいですし、途中で変わるかもしれません。それでも予め子供が欲しい気持ちがどの位強いのかをお互いに知っておく方が良いでしょう。
こちらも39歳、45歳カップルさんで、お互い仕事があるので子供はいなくても良いよね?・・という雰囲気で結婚しましたがご主人の会社の上司や親族に「子供を作らない奥さん貰ってどうするんだ」と影で言われ始めた事をきっかけに男性の気持ちが変わり、妊活をしましたが授かる事が出来ず、肩身の狭い思いをしているそうです。
今どきの親御さんは子供が出来ないなら離婚なんていう古い価値観は無いでしょうが・・お子さんを作る作らないは二人だけの問題ならない場合があるので、不安が有る方はそこも話し合っておきましょう。
価値観のすり合わせで
本当に大切なのは
最初にお伝えしたように、価値観が合っている方が結婚生活はスムーズにスタートが出来ますが、
ぴったり合う事を目指すよりも、結婚生活において重要な事を話し合う事でお互いを信頼し合える関係性を作れるかどうかが大切です。
お互いの価値観が100%合う事などありませんし、子育てなど二人が初めての経験をしていく中で意見のぶつかる事が山ほど起きます。
例え意見がぶつかってもこの人となら解決していけると思える人が一番ですね(^-^)
この記事を書いたのは
成婚カウンセラー 中村翠
30代恋愛失敗続きから38歳で本気婚活をスタート
半年で成婚した経験を元に、30代からの婚活悩みに共感しながらも的確なアドバイス。
婚活サロンのぞみマリアージュを運営し、出会いと結婚へのサポート活動中。
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